2020-11-18 第203回国会 衆議院 外務委員会 第3号
一つ目は、クライメートジャスティスの問題です。 これからは、地球環境をいかに保全、保護をしていくかという観点がバイデン政権によってより強く打ち出されてきていますし、そうなってくることが予想されます。 日本はこれまで、京都議定書に始まり、COP3やパリ協定など、地球環境問題に積極的に取り組んできたと考えています。
一つ目は、クライメートジャスティスの問題です。 これからは、地球環境をいかに保全、保護をしていくかという観点がバイデン政権によってより強く打ち出されてきていますし、そうなってくることが予想されます。 日本はこれまで、京都議定書に始まり、COP3やパリ協定など、地球環境問題に積極的に取り組んできたと考えています。
そのグレタさんが言っている世代の責任、これは、彼女がよく言っている、科学者の声に耳を傾けろ、そして、今彼女がさまざまな発信をされている中で、クライメートジャスティス、こういう言葉も、気候正義というふうにも訳されますが、この世代間の思いのギャップというのは相当やはりあるだろうと思います。
特に、その下に、四ページ目に書いてありますクライメートジャスティスという考え方がありますけれども、これは、今まで温室効果ガスを排出してきたのは主に先進国と最近では新興国であります。一方で、最も深刻な被害を受けるのは貧しい途上国や弱い立場の人たち、あるいはこれから生まれてくる人たちも含めた将来世代であると。ポイントは、この人たちはほとんど温室効果ガスを排出していないということです。
江守参考人の御説明、大変興味深かったんですけれども、このイノベーションというところで、日本は、先進国と途上国の間での災害被害関係の気候正義ですね、クライメートジャスティスというんですか、これが共有されていないところで、省エネしなくちゃというやらされている感というのがすごく強くて、倫理観が成立していないところで技術の問題として取り組んでいくと世界の流れとずれていってしまうという、そのどうずれていくのかを